ファンブルブログ

アナログゲームのラビュー、イベントの報告、コラムをメインとしてまとめています。

【ボードゲームレビュー】ウーロン

f:id:huusen:20180630144616j:plain

グリードの流れをくむダイスゲームです。

サイコロが5個になった以外はダイスの部分はグリードに近いのですが、それ以外のプレイヤーができることに一工夫。

現在サイコロをふるプレイヤーがどれくらい稼げるかを賭けなければいけません。

賭けられる札はバースト(2倍)、500-5000(2倍)、5500-10000(3倍)、10000+(5倍)。

このどれかに必ずかけなければならず、また自分の手持ちのチップの10%端数切捨てまでは強制的にかけなければなりません。

ダイスで儲けられるチップは平均3500くらいなのに、終盤は1回で5000別途しなければいけなくなるので、がぜん熱を帯びてきます。

私もプレイ中、序盤は普通のグリードっぽくやっていたのですが、中盤以降、賭けチップが大きくなるとゲーム展開が変わりました。自分の手番でのダイスはよほど大きく稼げない場合はほかのプレイヤーの予想を外す方に注力するくらいです。

ちなみにこのゲーム、ほかのプレイヤー間でのチップの貸し借りは認められているらしく

「どうかね、3分10割でチップを借りないかね」

とかいうどっかの漫画のようなセリフも出たりとかでなかったりとか。

ダイスゲームではありますが、自分のベットした札によっては「もうちょっと稼げ」という風に思うこともあり、今までにない感じのゲームでしたね。